After Effectsのツールパネルを徹底解説!

After Effectsのツールパネルを徹底解説!




今回は、ツールバーについて説明します。
使用頻度の高いものと特殊な作業をするときに使用するものと別れます。
使用頻度が高く、簡単に説明できるものから説明いたします。

ツールを使用する際に気を付けることは、次の作業に適したツールを選択しているかどうかという点です。
最初は慣れないかもしれませんが、しっかりと確認しながら編集をしていきましょう。

After Effectsのツールバーを知る

After Effects初心者にとって、なかなか理解しずらいものがツールです。

まずは、ツールについてご説明します。
こちらは、コンポジションパネルやレイヤーパネルなどで使用可能です。
タイムラインパネルには関係しません。

選択ツール
素材をアクティブにします。また、素材を動かしたり、大きさを変更するとき使用します。

素材をアクティブにします
素材の上でダブルクリックすると文字ツールになったり、マスクを動かせたりします。

手のひらツール
画面を動かしてくれます。画面を拡大して細かい作業しているときなどに有効です。

画面を動かしてくれます

拡大した場合画面の外側もこちらを使用すると、縮小せずに確認できます。

ズームツール
画面を大きく拡大してくれます。

 

画面を大きく拡大してくれますマウスのホイールでも拡大縮小ができるためあまり使用しません。

回転ツール
素材を回転してくれます。

素材を回転してくれます

総合カメラツール
3Dのときに使用します。様々ご説明が必要なので、今後記事にします。
アンカーポイントツール
アンカーポイントとは、素材についている丸いマークです。

アンカーポイントを移動できるツール
拡大や回転など、この点を基準に行われます。
そのアンカーポイントを移動できるツールです。

長方形ツール
クリック長押しで、角丸長方形ツール、楕円形ツール、多角形ツール、スターツールが出てきます。

何も選択していないときは、シェイプレイヤーを作ってくれます。

シェイプレイヤーを作ってくれます

選択してるときは、マスクを形成してくれます。

マスクを形成してくれます

ペンツール
長押しすると頂点を追加ツール、頂点を削除ツール、頂点を切り替えツール、が出てきます。
ペンツールは点を打ってくれます。

そのまま次の場所でクリックすると点が打たれます。

ペンツールは点を打ってくれます
長押ししながら打つと曲線に変わります。

長押ししながら打つと曲線に変わります

頂点を追加ツールは、線の上に点を追加してくれます。

線の上に点を追加

頂点を削除ツールは、削除してくれます。

線の上に点を削除
頂点を切り替えツールは、頂点の直線・曲線を入れ替えてくれます。

頂点の直線・曲線を入れ替えてくれます
頂点の直線・曲線を入れ替えてくれますマスクの境界線ぼかしツールは、マスクのぼかしを部分的に行えます。

マスクのぼかしを部分的に行えます

マスクのぼかしを部分的に行えます長方形ツール同様に、何も選択していないときは、シェイプレイヤーを作ってくれます。選択しているときは、マスクを作ってくれます。

横書き文字ツール
長押しすると縦書き文字ツールも出てきます。選択ツールで、文字をダブルクリックすると文字ツールに自動で変わります。
ショートカットキーでツールを変更したいときは、escを押したまま変更してください。文字が打たれてしまいます。

横書き文字ツール

ブラシツール
平面レイヤーに書き込みができます。

まず、平面レイヤーを作りましょう。

平面レイヤーを作りましょう。

ブラシツールを選択している状態でダブルクリックしてください。

ブラシツールを選択している状態でダブルクリックしてください。

レイヤーパネルが開かれるのでこの状態で書き込むことができます。

レイヤーパネルが開かれるのでこの状態で書き込むことができます。

ペイントパネルとブラシパネルで質感や大きさ、色などを設定できます。ペイントパネルとブラシパネルで

スタンプツール
こちらは、消したいところを消してくれるツールです。

スタンプパネルが選択されている状態で、素材をダブルクリックします。

 スタンプパネルが選択されている状態で、素材をダブルクリックします。
Alt(option)を押しながらサンプリングし、クリックでペーストしていきます。
若干使用方法が難しいですが、慣れると便利です。

サンプリングし、クリックでペースト

消しゴムツール
消しゴムツールは消したところをアルファにしてくれます。

消したところをアルファにしてくれます
IllustratorやPhotoshopの消しゴムツールと同じ感覚です。

ロトブラシツール
クリック長押しでエッジを調整ツールも出てきます。
こちらは合成などで使用されるツールです。こちらも別途解説していきます。
パペットピンツール
クリック長押しでパペットスターチツール、パペット重なりツールが出てくる。
静止画を伸ばしたりしながら動かせるようになるツールです。
こちらも別途解説いたします。

ショートカットキーを使いこなせばスピードUPできる

ほかのアプリケーション同様にAfter Effectsにもショートカットキーがあります。
特にツールについては、ショートカットキーをしっかりと覚え使うことがスピードUPになります。

では、各ショートカットキーをご説明します。

選択ツール V
手のひらツール H
ズームツール Z
回転ツール W
総合カメラツール C
アンカーポイントツール Y
長方形ツール デフォルト設定なし
ペンツール G
横書き文字ツール Ctrl(⌘)+C
ブラシツール Ctrl(⌘)+B
スタンプツール Ctrl(⌘)+B
消しゴムツール Ctrl(⌘)+B
ロトブラシツール Alt(option)+W
パペットピンツール Ctrl(⌘)+P

※文字ツール使用時は、escを同時に押してください。

いきなりすべてを一気に覚えることは難しいと思いますので、使用頻度の高いものから覚えていくようにしましょう。

まとめ

After Effectsでは、ツールが今何に選択されているか、また、どの素材がアクティブになっているかをいちいち確認し、繰り返しながら作業します。
慣れるまで時間がかかりますが、慣れてしまえばすんなりと作業ができるようになりますので、まずは、ツールとアクティブに気を払いながら作業してみてください。

また、使用頻度の高いツールのショートカットキーを覚えることは、かなりスピードUPになります。
ぜひ、覚えていくことに挑戦してください。









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