Premiereの動画編集で初心者でもわかるそれぞれのオンオフボタン

Premiereの動画編集で初心者でもわかるそれぞれのオンオフボタン




プレミアのシーケンス上には様々なボタンがあります。
これまでは、不要に触らないことを前提にお話を進めてまいりましたが、これからそれぞれのボタンの意味と効果についてご説明します。
あくまでも、これまでのやり方を知っていれば問題なく編集作業はできますので、「もっと速く編集したい」「もっと使いこなしたい」という方向けの記事になります。
今回はオンオフを操作しながら使用するものです。

シーケンス上でオンオフをよくするボタン


シーケンスにもボタンが様々あります。このボタンの意味をわかるとそれぞれの効果を最大限に活かせば、速く編集ができるようになります。

ボタンの説明
シーケンスには主に左側にボタンが設置されており、素材があるタイムラインには、ありません。ここの概念をわかっておくことで若干の時間短縮が行えます。
わからなくなってしまうこともありますので、わざと設定変更するときは、ゆっくりと操作し、戻せるように、何を触ったか覚えておくようにしましょう。
よく使う機能からご説明します。以前の記事と重複しますが再度ご説明する点も出てきますが、ご了承くださいませ。

「トラックのロック切り替え」

タイムラインのレイヤーをロックします。これをオンにすると他のタイムラインで操作しても一切影響されません。

レイヤーのロック
僕が使用するときは、最終的に完成し、納品した後、なんらかの影響で触ってしまい、素材が動いてしまうなどを避けるため、全てのレイヤーをロックします。
これで、もし、他の人が触っても間違えていじってしまうことを避けることができます。
または、自分で使用する際も、時間が経つと忘れてしまうので、ロックしてればもう完成したものという認識ができます。

「トラック出力の切り替え」と「トラックをミュート」

以前ご説明したことですが、タイムラインのレイヤーごと無効にしてくれるボタンです。
映像トラックでは、下のものが表示されるようになり、音声トラックでは、そのレイヤーの音だけ消えます。

レイヤーの一括無効
テロップの有無や音楽を聴き比べる時に使用すると便利です。
また、「トラックのロック切り替え」をするとオンオフ自体使用できなくなりますので、ご注意ください。

ロックしていると触れない
ロックを解除→オン/オフ→ロック
になります。

注意1
「トラック出力の切り替え」はCtrl+Z(command+Z)でオンオフが操作できますが、「トラックをミュート」はできません。
注意2
「有効」で無効にした際、全選択にすると、無効になっていたものは有効に反転になりますが、トラック自体が無効になりますので、そのままになります。

「挿入や上書きを行うソースパッチ」と「このトラックのトラックターゲットを切り替えます」

「このトラックのトラックターゲットを切り替えます」の解説をします。
こちらをオンにしているとコピペした時にこのレイヤーにペーストされます。
もともとそこに素材がある場合は、上書きされてしまうので、編集途中でコピペしたいときなどは、このトラックを何もないトラックで指定しコピペするようにしましょう。

選択した一番下のレイヤーに入る

「挿入や上書きを行うソースパッチ」は、ソースパネルからインサートや上書きをした時に、どのレイヤーに入るか指定するものです。
こちらも同様にすでに素材がある場合は、上書きのときは上書きされてしまうので、消したくない場合などは、一番上のトラックを指定しましょう。
インサートの場合は、素材のあるなしに関係なく、青いバーから割って入ってきます。

ソースパネルからのインサートや上書き
注意1
イン点、アウト点が打たれている場合、アウト点を基準にインサートと上書きがされますので、注意が必要です。
わかりづらい場合は、イン点とアウト点を削除して行いましょう。
シーケンスを選択した状態→「マーカー」→「インとアウトを削除」
注意2
ロックしているとレイヤー自体が認識されないことになりますので、インサートの際はそこだけ残ります。
注意が必要です。
インサートと上書き
インサートとは、タイムラインのその地点で全レイヤーを割って間に挿入されることを指します。
上書きは、タイムラインのその地点で、素材をそのまま上から置かれることを指します。
コピーインサートペーストは、シフトを押しながらするとできます。
映像制作における「インサートカット」とはすこし意味合いが違いますので注意が必要です。









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