今回は、小技集として、プレミアでの動画編集で編集スピードをあげるショートカットキーの設定方法を解説します。
あくまでサブ的なお話ですので、あまりこちらをメインにして、動画編集そのものがおろそかにならないようにご注意ください。
ショートカットキーはたくさんありすぎる
プレミアでは、キーボードのほとんどにショートカットが割り振られています。
たくさんありすぎて覚えられません。
単独で押して有効になるものもあれば、Ctrl（Command）と一緒に押して有効になるものもあります。
普段も他のアプリケーションでよく使うコピー（Ctrl+C／Command+C）やペースト（Ctrl+V／Command+V）などはそのまま同じになっています。
また、パソコンやプレミアを他の人と使い回さない場合は、独自にショートカットキーを設定ができるので、個人的に使用しやりやすい形にしましょう。
僕も、もともとファイナルカットユーザーだったので、ショートカットはファイナルカットに寄せています。
ショートカットキーの設定の仕方
Windowsでは、「編集」→「キーボードショートカット」を選択します。
Macでは、「Premiere Pro」→「キーボードショートカット」を選択します
「キーボードショートカット」ウィンドウの左下で設定していきます。
コマンドと書かれているところは、動作です。右側がショートカットの設定になります。
設定したいコマンドと同じ欄（横列）のショートカットの列（縦列）のところをクリックすると四角が出て打ち込めます。
設定したいショートカットを押して、四角の中に表示されれば設定できます。
この時、キーボードは押してしまうと設定されてしまうので、マウスで操作し、決定もマウスで押すようにしましょう。
デフォルトのおすすめショートカット
ここでは、デフォルトで設定されているおすすめのショートカットを紹介します。
グーグルでも検索可能ですので、他に知りたい方は、調べてみてください。
プロジェクトの保存（Ctrl+S／Command+S）
取り消し（Ctrl+Z／Command+Z）
やり直し（Ctrl+Shift+Z／Shift+Command+Z）
カット（Ctrl+X／Command+X）
コピー（Ctrl+C／Command+C）
ペースト（Ctrl+V／Command+V）
すべてを選択（Ctrl+A／Command+A）
有効（windowsはなし／Shift+Command+E）
抽出（’／’）
ズームイン（=／=）
ズームアウト（-／-）
インをマーク（I／I）
アウトをマーク（O／O）
インへ移動（Shift+I／Shift+I）
アウトへ移動（Shift+O／Shift+O）
マーカーを追加（M／M）
次のマーカーへ移動（Shift+M／Shift+M）
前のマーカーへ移動（Ctrl+Shift+M／Shift+Command+M）
インポイントへ移動（Q／Q）
アウトポイントへ移動（W／W）
次の編集ポイントへ移動（下矢印／下矢印）
前の編集ポイントへ移動（上矢印／上矢印）
再生／停止（スペース／スペース）
前のフレーム（左矢印／左矢印）
次のフレーム（右矢印／右矢印）
選択ツール（V／V）
トラック選択ツール（A／A）
レート調整ツール（R／R）
レーザーツール（C／C）
属性をペースト
属性を削除
メディアを書き出す（書き出しウィンドウ）
速度・デュレーション（速度をパーセンテージで設定が可能です）
閉じる（ウィンドウを閉じることができます）
僕がよく使うショートカットのおすすめです。
よろしければ、ぜひ設定してみてください。
ショートカットキー使用の利点
ショートカットをご覧いただきましたが、よく使用するものでもかなりの量がありますが、編集をしていれば、必ず１回は触るだろうものです。（１回の編集の時に）
これを一気に覚えるよりは優先的によく使うものから徐々に覚えていく方がいいです。
覚えるコツとしては、「この動作めんどくさいな」→「ショートカットキーなんだろ？」→「覚える」が一番効率的です。
ショートカットを使用する利点としては、例えば、「属性をペースト」ですが、一度左クリックをしないといけません。
そして、タブが開いたところで、選びます。
ウィンドウが小さい時などは、タブが開ききらずに上か下にずーっと上がったりしないといけないので、かなり時間がかかります。（10秒くらい）
他にも、ツールの選択もいちいちツールパネルにマウスを持って行きまた戻ってを繰り返します。
1回2秒だとしても10回やれば20秒です。
この小さな積み重ねが、1分になり、10分になり、1時間に変わってきます。
1回の編集として考えるより、総人生での編集と考えると、徐々にショートカットを覚えることはかなり有効かと思います。
タイムイズマネーですので…時間は大事にしていきたいものです。
「こんな作業のショートカットはないのか？」という疑問もあるかと思いますので、そんな時はぜひご質問くださいませ。
誰でも動画制作は質問大歓迎です！！
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