今回は、Premiere Proでかっこいいテロップの出し方のテクニックをご紹介します。
このようなテロップの出し方の作り方を解説いたします。
中身をひも解くとかなりイージーですので是非試してみてください。
使用するものは、レガシータイトルとマスク、モーションです。
まずはレガシータイトルでメインを作りパーツに分割する
まずは、どのような形のものがいいか、最終形のテロップ、もしくは、メインのテロップを作りましょう。
また、細いほうが近年では好まれます。
メインのテロップを作ったら配置します。
今回は、3つのパーツで作ります。
上の日本語、真ん中の罫線、下のローマ字です。
それぞれ、最終形のテロップからTを押して新規作成。ほかのパーツを消して、それぞれの3つのパーツに分けます。
上に日本語、下にローマ字とするようにするとわかりやすくなります。
マスクとモーションで動きを付ける
では、実際にマスクとモーションで動きを付けていきます。
まずは、罫線をマスクで切ります。
動き終わりで切ると動き始めをつけるだけになりますので、わかりやすいです。
動き終わりでマスクを切って、キーフレームを打ちます。
次にタイムラインバーを動き始めにもっていき、マスクを移動すると自然にキーフレームが打たれます。
キーフレームを打ち終わったら一度動きを確認しましょう。
次に上と下の文字も同様にマスクをつけていきます。
この時、モーションも絡んでくるので、混乱しないようにタイムラインをよく見てキーフレームを打ちましょう。
次に、動き始めをつけるとイメージしやすいです。
これを逆の手順で行うと、失敗する可能性が大きいです。
キーフレームを打ったら、一度確認しましょう。
次に消える方にもキーフレームを打っていきます。
この場合は、前のキーフレームから、次のキーフレームは同じ位置を保つ必要があるので、動き始めからキーフレームを打ちます。
忘れないようにすべての素材に打ってしまった方がいいです。
キーフレームは点で指示を与えるものですので、動かない、または、止まっているという指示は、2つのキーフレームを打って初めて成立します。
したがって、止まっててほしい間はその始まりと終わりにキーフレームを打つようにしましょう。
動き初めにキーフレームを打ったら、消え終わりにもキーフレームを打ちましょう。
これで、きれいに消えてくれます。
これらを使用した応用編
罫線をコピーして、テロップと同じ速さで動かし、テロップを引っ張るように出すとより手の込んだ動きをすることができます。
やり方は簡単です。
同様に罫線をコピーして、モーションで、テロップがでるときと同じタイミングで動かし、マスクで最後に消えるようにします。
これだけでもかっこいいテロップに早変わりします。
また、テロップを重ね、色を付け、マスクで色が変化していくようにもできます。
これは、文字テロップを重ね、上のレイヤーに色を付けます。
色を付けたレイヤーをマスクで消えるようにするとこのような動きができます。
どちらもイージーなものですが、これだけで作品に花を添えることができます。
まとめ
今回は、マスクとモーションでかっこよく見せるテロップの作り方を解説いたしました。
これらは5フレームで動いていて、やはりかっこよさはスピード感が大切かと思います。
これらを応用すれば様々な形のテロップの出し方ができるので、ぜひ試してみてください。
モーションでキーフレームを打つときは、くれぐれも順番を間違えないようにしてください。
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